2020.04.24
経産省の「業種別支援策リーフレット」で今やるべきことの優先順位を確認しましょう!
経済産業省のホームページに、新たに「業種別支援策リーフレット」
が公開されています。
飲食業・製造業・卸売業・小売業・宿泊業・旅客運送業・
貨物運送業・娯楽業・医療関係向けにそれぞれ個別に用意されています。
飲食業向け:https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/01_inshoku_flyer.pdf
裏面には、「支援が受けられる場合について」まとめてあり、
結局どの業種もほぼ同じ内容が書かれていますが、
さすが経産省が作成するだけあり、この順番が非常に深い意味を持つと思います。
まさに、この先の不安により頭の中が整理しきれない経営者に向け、
「この順番で進めていただければ結構ですのでご安心ください」
という国のメッセージが隠されているような気がします。
①人件費以外の経費については、これから受付開始の「持続化給付金」によりカバーしてください!
②当面の資金繰り不安を解消するために、日本政策金融公庫や今後民間銀行でも受付開始予定の
「無利子無担保融資」により資金調達しておきましょう!
③②で調達した資金が手許にあれば、会社が先に社員に休業手当を支払って後から助成される
「雇用調整助成金」も利用できるはずです!
④それでも資金が不足する場合には、「税金・社会保険料を無担保・延滞税なし(無利息)で
一年間猶予」しますので資金繰りをつないでください!
⑤上記の当面の資金繰り策を講じながらも、これを機会として一気にIT化やアフターコロナを意識した
先行投資を「各種補助金」により支援します!
なんてことない一枚の書面ですが、非常に現場目線の奥深い資料と思います。